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楓駅 (3代) : ウィキペディア日本語版
楓信号場[かえでしんごうじょう]

楓信号場(かえでしんごうじょう)は、北海道夕張市楓にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石勝線信号場である。かつては旅客駅だったが、利用者の減少により、2004年に信号場に格下げされた。
== 概要 ==
石勝線の開業に先立って廃止された夕張線登川支線にあった楓駅(2代)および登川駅の代替として、1981年10月1日楓駅として開業した。「楓駅」としては登川支線にあった初代・2代目に続く3代目に当たる。石勝線は開業当初から、札幌駅帯広駅釧路駅を結ぶ優等列車と、新夕張駅方面から乗り入れて楓駅で折り返す普通列車のみが運行されており、優等列車はすべて当駅を通過していた。このため当駅と占冠駅方面を行き来する場合はいったん新夕張駅まで出て、折り返す必要があったため、当駅 - 占冠駅以遠間の乗車券を持つ乗客は、新夕張駅で途中下車をしなければ新夕張駅 - 当駅間は追加運賃なしで乗り越すことができた。
開業当時は1日6往復の普通列車が発着していたが、利用者の減少に伴う減便を繰り返して2000年には早朝に運行される1往復のみとなり、その1往復も2001年7月1日からは日曜運休となった。旅客駅としての末期の利用客は1日1人という状況で公共交通機関としての役割を終えたと判断されたことから、2004年3月12日の営業をもって信号場に格下げされた。3月6日・7日・12日には定期列車の運行後(ただし7日は定期列車は運休)に臨時列車が1往復運行され、多くの客が乗車した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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